【感想】劇場版 響け!ユーフォ二アム〜届けたいメロディ〜『田中あすか&久美子のラブストーリーだ!』
王道路線かつ丁寧な心理描写に感動!
京アニ映画はやはり丁寧な作りが得意だなぁと実感。特に心理描写は随一!
登場人物のそれぞれの感情の機微がぞくぞくっと伝わってきます
絵も細かいですね、楽器の光沢感の描き方が素晴らしいです。
ではでは、内容のレビューもしていきたいと思います!
(ちなみにわたしはテレビ放映版は未視聴なので、細かい不備あったらご容赦…)
#以下ネタバレ注意です
ざっくりあらすじ
田中あすかは母に受験に集中しろと言われ、部活に出れず全国大会に出れるかきわどい。
でも、久美子and部員達はあすかに後悔して欲しくないないし、出場して欲しい。って感じでどぎまぎする内容。
そんなメインストーリはおいといて、わたしはこう(勝手に)解釈した↓↓↓
この映画は田中あすかと久美子のラブストーリーだ!
わたしはこう思ったのです。ええ…正気です。
ふたり会話にでてくる「わたしへの愛の告白ぅ?」とか「先輩の音が聞きたいです!」とかいちゃいちゃすんなよって思いました。
徐々に心を開くあすか、理解する久美子
最初は「全国大会なんてどうでもいい」などという意味深なあすかの台詞を気にかけていた久美子。(もともと一期からこの節はありましたよね。)
ですが、だんだんとあすかの本意に気づいていくんです。
それと平行してあすかは久美子を頼るようになります。家に呼んだりね。
でもその時まだ久美子は先輩に戻って来て欲しい!とはちゃんと言わず
まだ正直になってないんです。
ここまでは実質あすかの片思い!
ツンデレ久美子を、あすかが攻める
久美子は感情表現が下手くそなので、あすかに思いをぶつけません。
すみません。そうじゃなくて久美子は自分の本当の気持ちに気づいてないんですね。
でも、姉が音楽やめた件などもリンクしてそれに気づき始めます。
最終的にはあすかに思いの丈をぶつけるんだけどちょっと惜しい。
「”みんな”戻ってきて欲しいと思ってる」とか言う。”みんな”っておいおい。
それでね、あすかが責めんのよ。「”みんな”が思ってる証拠は?」って。ぐぬぬ
こういう田中あすか攻めはさすがっすね
相思相愛ハッピーエンド
結局、久美子は「一緒に吹きたいと思ってるのはわたしなの!」って
正直にいうのです。泣きながら。
それに胸を打たれたあすかは、模試も無事結果を出し全国大会へでれたのです!
「やっぱり認めたな」
そして、最後の卒業式後のシーンの久美子に注目
学校から去るあすかに駆け寄った久美子に対して、あすかは「愛の告白ぅ?」と冗談でけしかけます。
この時!久美子は否定せず、そのまま話し出すんです!
ああ、否定しないんだ。ふーん。めでたしめでたし。
まとめ
普通に感想書いても良かったのだけど、百合的な要素を直喩で表現してる印象を強く受けたので、この線で感想書いてみました。
久美子が好き!田中あすかが好き!百合が好き!という人にはおすすめです!笑
個人的には田中あすか押しだったのでそれだけで大満足でした。
やはり、劇場で見ると音楽も素晴らしいですよ!ぜひ見てみてください!